1.アルアインは思ったより強い競馬をしていた!?
次回の予習の為に、皐月賞のパトロールビデオを見ておりました。アルアイン(松山)について、少し気になる競馬をしていたようです。
以下、最終コーナーから話を進めていきます。
最終コーナーから、アルアイン(松山)はまず外側に向けて進みます。ですが、既に外側には、ダンビュライト(武)を含め、他の馬も押しかけてきて出せない状況です。
(アルアイン外へ向かうの図)
アルアインは、再度進路を、内側に切り替えますが、内側には、ペルシアンナイトが居ます。
ペルシアンナイトが外へ出そうとしていたタイミングと同じになり、馬体を合わせた接戦になります。
(ペルシアンナイトとアルアイン接戦)
直線を向いたところで、アルアインとペルシアンナイトは、クリンチャーを挟んで外と内に進路をとり、突き抜けます。
一瞬、ダンビュライトがファンディーナを外から抜き去り、先頭に出たと思った瞬間、ペルシアンナイト、アルアインが伸びていきます。アルアインの方がさらに伸びていきますが、外側に斜行しながらゴールしています。
(アルアイン斜向)
上下の写真を比較するとペルシアンナイトは直線で進んでおりますが、アルアインは斜行して進んでおります。
2.アルアインは、余分な動きが多いにもかかわらず、勝利!!
①外への進路を諦めて、内に進路を取り直した動作
②ゴール前直線の斜向
上記2回の余分な動作をしながらも勝利しています。
アルアイン(松山)が、もう少し効率的な競馬をしていたら、まだ強い勝ち方をしていた可能性はあると思います。
3.武豊の騎乗に「凄い!」
アルアインが外側に進路を取りに行った時に、既にその場所にいるダンビュライト(武豊)この場所にいたんだと!ビデオを見て気が付きました。追撃をブロックする形になっていることに、武豊 の騎乗の上手さを感じました。
ダンビュライトはファンディーナを完全マークでレースしていただけではなくて、後続を寄せ付けない騎乗もしていたように思われます。3着の結果は流石でした。
※ペルシアンナイト(デムーロ)についても内側で直線を伸びていて、文句なしの、効率の良い競馬でした。
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